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相続登記をすみやかに行うことのメリット
相続登記に期限はなく、そのままにしていても法的に問題はありません。名古屋にも相続登記がされないままの不動産はあります。しかし、相続登記をすみやかに行うことで得られるメリットは大きいです。
ここでは、どのようなメリットがあるのかをご紹介いたします。
持ち主が明確になる
相続が発生した場合に登記を行うことで、その不動産の持ち主を明確にすることができます。持ち主を明確にするということは、誰にその不動産の権利があるかを主張できるということです。例えば、いくら「自分の土地だ」と言い張る人がいたとしても、登記してあればその登記を行った人の土地とされ、権利は登記した人にあります。
相続トラブルの防止になる
遺産分割をしたあと、長い間相続登記を行わずにいると、勝手に他の相続人に登記されてしまうというトラブルを招くおそれがあります。相続の際は何かとトラブルが起こりやすいものです。遺産分割をして不動産の持ち主が決まったら、すみやかに相続登記をすることをおすすめします。
また、遺産として残された不動産にかかる税金を支払っていたにも関わらず、相続登記をせずにいたために他の相続人に権利を主張されトラブルに発展するケースや、持ち主が明確にならないために税金を滞納してしまいトラブルになるケースもあります。相続登記を行えば誰が税金を払うのかが明確になり、トラブル防止になるでしょう。
後々の手続きがスムーズになる
長い間相続登記を行わずにいると、その不動産の売買の際や、不動産を担保に融資を受ける際の手続きが複雑化してしまいます。複雑になると必要書類も多くなり、手間も時間も費用もかかってしまいます。
相続後、すみやかに相続登記をしておくことで、そうした手続きもスムーズに行えます。
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