名古屋市で家族信託・相続に関するご相談はガモウ司法書士事務所へ

相続が発生した際は、相続人の調査だけではなく相続財産の調査も行いましょう。こちらでは、相続の前に相続財産を調査する必要性についてご紹介します。

相続財産には、不動産や預貯金、借地権などのプラスになる遺産の他に、借金や公租公課などのマイナスな遺産も含まれます。どのような相続財産があるのかを調査することは、遺留分や遺産分割協議においても重要な情報となります。

相続手続きをスムーズに進めるためにも、どのような相続財産があるのかを正確に把握することが大切です。

相続財産を調査するためにも、まずは被相続人の遺品整理を行いましょう。遺品整理を行うことで、日記や手帳、大切にしていたものなどから、相続財産を把握することができます。また、被相続人が生前に親しくしていた人から情報が得られることもあります。

遺言書が残されていない場合は、相続人全員で遺産分割協議を行うことになります。遺産分割協議で相続人全員が納得できるように話をまとめることは難しく、相続人同士でもめてしまうケースもあります。

もしも、遺産分割協議の後に新たな遺産が見つかった場合は、相続人同士で再び話し合いをすることもあるため、相続争いが生じることもあるでしょう。このような争いを回避するためにも、遺産分割協議の前に相続財産を正確に把握しておくことが大切です。

相続財産には、不動産や預貯金などのプラスになるものだけではなく、借金などのマイナスになるものが含まれている場合もあります。

被相続人が債務超過であった場合は、全てを相続すると大きな負担を抱えてしまうおそれがあります。
このような負担を回避するためには、相続放棄や限定承認をするなどの方法を選択すると良いでしょう。

相続放棄や限定承認をするのであれば、自分が相続人であることを知った日から3ヶ月以内に手続きをする必要があるため、どのような遺産があるのかをきちんと把握しておく必要があります。

名古屋市にある当事務所では、相続人の調査や遺産分割協議に必要な書類の作成、相続放棄申述書の作成などのサポートを行っております。不安を取り除き安心してご相談していただけるように、手続きの流れや内容などを分かりやすくご説明いたします。名古屋市だけではなく、犬山市や小牧市など幅広い地域に対応しておりますので、お気軽にご相談ください。